因果も、思い出も、自分もろともすべてを消し去って 2016/07/20 01:50 Share on Facebook Copy URL 檢舉 因果も、思い出も、自分もろともすべてを消し去って、すべてをリセットして、なくなってしまえばいいのかもしれない。 逃げだと罵られても構わない。私はそういう奴なのだから。何もできず、何も変えようとはしない。 事実は塗り替えられない。それが現実。俺はもう終わってしまっている。それなら、すべてを終わらせればいい。全て消し去ってしまえばいい。 時が経てば、人々の記憶から排除され、私は本当の意味で死ぬことができる。人生は生きるために生きるのではない。死ぬために生きるのだ。 生まれ変わるために、何回も死を迎え、別の人間から別の人間へと変化していく。だが変わるためには、死ななければならない。それも欠片を残さず。 消えるのは本当に簡単だ。積み上げることは非常に時間がかかることは、使役してきた時間があるだけによく理解できている。だが正直言って、もういいのだ。十分楽しんだじゃないか。よかったじゃないか。 後味が悪いだの締めが悪いだのそんなことはどうでもいい。消すなら消すのみ。どうせ将来になれば、掘り起こされて、潰されるだけなのだ。何をしても変わらないなら、ぶち壊してないがしろにしてしまえばいい