刃物のあれこれ 2 2020/01/18 02:35 Share on Facebook Copy URL Report 刃物のあれこれ 2この記事は個人的な感想が多いので「そういうのは好きじゃないよ」って方は閉じてもらったほうがいいかもしれません。あと、自分は研ぐにあたって刃物の値段は関係なくキチンと研いでますのでご安心を |ω' ) bここからはバッチコイ!って方のみどうぞ!はい、ぶっちゃけますよ( ˙꒳˙ )最低でも鍵がかかってるショーケースから選ばないと、どれ選んでもそんなに変わりません「2980円と3980円の刃物の差はなんですか?」と聞かれたらこの質問で返します。「16円と23円のもやしの違いはなんですか?」と。大した差はないです。柄の部分が若干違うとか、持ち手の中に入り込んでる茎子(なかご)が長いか短いかとかです。あとは利器材(刃物のベースが出来上がった状態の物)で作られた刃物。ローラーで伸ばした板をプレスで打ち抜かれて製造された抜き刃物。鋼を加熱し、ハンマーで叩いて作られた打刃物。特殊な粉末を型に入れ、圧力と熱で形成された特殊な刃物などなど。色々ございます。この中で自分が1番好きな刃物は打刃物になります。何故なら研いでて楽しいからです。制作した人の特徴がわかると更に楽しさが増します。使い続けて手入れをしていくと、どんどんと使い手の特徴も出ます。下手に会話するより、その人が使ってる刃物を研いだほうがその人のことがわかる時もあります。何度も手入れされた刃物は気がつくと替えがきかない財産になります。そういう刃物を1つは持っていて欲しいと自分は思うわけです。刃物業界は衰退していってます。職人さんも高齢の方が多いです。今こそ、自分用の大切な財産を増やすチャンスじゃないでしょうか?