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24/12月14日(土)2025年『ガザはどうなる、中東は、日本は?』小田切拓×藤原亮司×平井康嗣

イスラエルによるガザ攻撃開始から1年以上が経過したが、 収束するどころか問題が中東全体に拡大しつつある。

一方で、「ジェノサイド」という言葉まで使われるような規模と性質の民間人の犠牲が出ていながら、西側大国は、 それを黙認するかのようにほぼ放置したままだ。

日本について言えば、一般市民も、「停戦」や「緊急支援」については同意しても、 我々自身が関与する 「ニ国家解決や、それを支える援助に問題はないのか」という論点には、耳を塞いだまま。そうしているうちに、西側社会で、着々と、「民主主義」陣営への支持を理由とした政府による合法的な統制が進行しているにもかかわらず、来年1月にはトランプが大統領に返り咲く。

その時ガザはどうなるのか。
中東は、日本は? それを紐解く鍵である、「2005年」に起こっていた変化に注目しながら、三人のジャーナリストが10.7を総括し、今後を予想する。

【出演】
●小田切 拓(おだぎり ひろむ)
ジャーナリスト。パレスチナ問題、特にガザ地区、国際援助、対テロ戦争との関連性に詳しい。『ガザ―人間の壊し方(【世界】岩波書店/2004)』、『ハマスの6ヶ月―民主主義が瓦解する(【世界】/2006)』、『誰が、得をするのか-「ガザ戦争」長期化の理由(【世界】/2014』などの論考のほか、編訳書に「ホロコーストからガザへ」「なぜガザなのか」がある。(共に青土社)

●藤原亮司(ふじわら りょうじ)
ジャーナリスト。大阪府出身。1998年から継続してパレスチナ問題の取材を続けている。他に、シリア内戦、ウクライナ、レバノン、アフガニスタン、イラクほかの戦争取材、国内では在日コリアン、東日本大震災や原発被害を取材。著者に「ガザの空の下 それでも明日は来るし人は生きる」、安田純平氏との共著に「戦争取材と自己責任」(ともにdZERO刊)。

● 平井康嗣 (ひらい やすし) 
編集者、ジャーナリスト。政治や社会課題などを幅広く扱うブログマガジン「GHOST MAGAZINE」発行人(note.com/hirai_yasushi)。 元『週刊金曜日』編集長。タブロイド新聞記者。法学修士(国際公法)。元東京大学大学院情報学環客員研究員。著書は『西武を潰した総会屋 芳賀 龍臥』(WAVE出版)、共編著に『電通の正体』『トヨタの正体』(金曜日)、『沖縄の基地マフィア』(七ツ森書館)、『メタバース革命』(扶桑社)など
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