【上映作品】
・hidden names(2014,2021年/25:40)
・In-Mates(2021年/26:50)
・家父長制を食べる(2022年/13:10)
・あなたの本当の家を探しにいく(2013年/33:53)
・海の観音さまに会いにいく(2014年/21:17)
【アフタートーク】
出演 飯山由貴(アーティスト)
聞き手 サトマキ
「スナック社会科横浜映画祭#2 特集:飯山由貴」が終わって早1ヶ月。その後、101年めの9月1日を迎えましたが、今年も小池百合子都知事から朝鮮人虐殺の追悼式へ追悼文が寄せられることはありませんでした。そして、9月1日に予定されていた都庁前での集会は悪天候のため延期となり9月20日(金)に開催されることになりました。
今回、再配信することで改めて皆さまの気持ちに火をつけることができたら良いなと思います。火は誰かを燃やすためではなく、自分を奮い立たせ、影に追いやられていたものを照らすために使いたいと切に願うものです(関係ないけど、飯山さんがデモの申請に行った際に「まさか松明なんて持たないでしょうね」と言ったお巡りさん最高と思いました)。
また、アフタートークの冒頭、飯山さんが語る「海の観音さまに会いにいく」を改めて観て思ったことは、是非、皆さまにも共有したいと思っています。
飯山作品に溢れる「怒り」と「祈り」、それが生む光を体験していただけましたら。どうぞ宜しくお願い致します。
■飯山由貴 プロフィール
アーティスト。神奈川県出身、東京都を拠点に活動。過去の記録物や人への取材を手がかりに、社会と個人の影響関係に関心を持ちながら映 像やインスタレーションを制作している。社会的なスティグマが作られる過程と、その経 験が語られなおすことに関心を持っている。近年の主な展覧会に「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?――国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」(2024年 国立西洋美術館、東京)、「この病気にならないと理解できないと思います。どうせ、他人事でございましょう」(2023年 シアターねこ、愛媛)「飯山由貴 あなたの本当の家を探しにいく」(2022年 東京都人権プラザ、東京)「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング 」(2022年 森美術館、東京)